近年、インスタグラムやTik TokといったSNSを老若男女問わず利用されている方が増えてきていますよね。そのSNSに投稿する際に皆さんが意識することは“映え”ではないでしょうか。
特に結婚式などの華やかな場所では気合いを入れてメイクなどをしがちですよね。しかし、結婚式ではあくまでも花嫁さんが主役です。濃いメイクをして花嫁さんよりも目立ってしまうのはマナー違反になってしまいます。
そこで今回は、インスタグラムなどのSNSでも映える結婚式のお呼ばれメイクの方法についてご紹介します。
ナチュラルメイクでは写真映えしないからと濃いメイクをしがちな方にオススメな方法になっているので、ぜひ参考にしてみてください!
【用意するもの】
- ブラウンのアイシャドウパレット
☆赤みのあるブラウンをご用意ください。赤みのあるものを選ぶことにより、目元に華やかさを出すことが出来るので結婚式のような場所ととても相性が良いです。さらに、どのパーソナルカラーでも使いやすいカラーになっているので、目元がくすんでしまうなどの心配もありません。
赤みブラウンが苦手な方や、イエローベースの方で赤みブラウンだと馴染まず浮いてしまうような方は、キャメルのようなゴールド系のブラウンをご用意ください。
☆パールやラメが入っている艶の出るタイプのものがオススメです。この際の注意点は、派手になりすぎてしまう大粒のものを選ばないということです。グリッターのような大粒のラメや、メタリックのようなパールの強いものを選んでしまうと、結婚式の参列者として悪目立ちしてしまいます。
必ず、程よくほんのりツヤ感が出るパール感のものや、粒子が細かい小粒のラメ感のものにしましょう。
逆にマットタイプのものでは華やかさが出ず、地味な印象の目元に仕上がってしまうためオススメしません。
- ラメのアイシャドウ
☆粒子が細かいラメをご用意ください。ゴールドもしくはシルバーのカラーがオススメです。その他にも赤みのあるブラウンアイシャドウに合わせてピンクラメもオススメです。
どのカラーを使えばいいのか悩む方は、ご自身のパーソナルカラーに合わせると選びやすくなります。イエローベースの方はゴールドラメ、ブルーベースの方はシルバーラメのように選んでみてください。
- ペンシルアイライナー
☆ナチュラルに目元を強調することが出来るペンシルタイプがオススメです。ペンシルタイプの場合、発色が柔らかいためリキッドタイプのようなパキッとした主張しすぎる目元に仕上がることがありません。ぼかしたりなどもしやすいので扱いやすいところも良いところです。
さらにブラックではなくダークブラウンのような暗めのブラウンを選ぶことで、しっかり強調させつつ柔らかい印象の目元に仕上がるのでオススメです。
- マスカラ
☆ブラックのロングタイプをご用意ください。ブラックは濃くなってしまうイメージがあると思いますが、ロングタイプを使用することで濃くなりすぎることなくナチュラルな睫毛に仕上げることが出来ます。
☆結婚式では涙を流すシーンも多く、メイク直しをする時間も少ないと思うので、必ずウォータープルーフタイプをご用意ください。
- ビューラー
【SNS映えする結婚式お呼ばれメイクの手順】
- ブラウンのアイシャドウパレットの左上のカラー(ハイライトカラー)を、アイホール全体に塗布します。
☆アイホールとは眉の下にあるくぼみまでのことを指します。この範囲を意識することで塗りすぎることがなく、綺麗なアイメイクに仕上げることが出来ます。
アイホールの位置が分からない方は、目を閉じた状態で指の腹で軽く押さえて上げるとくぼみの位置が分かると思うので、塗布する前に一度確認してみてください。
☆ハイライトカラーを初めに塗布することで目元にくすみを飛ばすことができ、さらに肌の色ムラを補正してくれる役割があります。
☆しっかりめに発色させたい方は指の腹で、よりナチュラルに発色させたい方は大きめのアイシャドウブラシで塗布してください。
- ブラウンのアイシャドウパレットの右上のカラー(ミディアムカラー)を、アイホールの約半分までの位置と、下瞼の目尻側約1/3の位置に塗布します。
☆上瞼は二重幅から少しはみ出す程度が丁度いい範囲になります。広範囲塗りすぎてしまうと濃い印象の目元に仕上がってしまうため注意してください。
☆この時、指やチップでは濃く発色してしまう可能性があるので、アイシャドウブラシを使い塗布することをオススメします。境目が綺麗なグラデーションにならなかった場合は、何もついていないアイシャドウブラシで境目をぼかし馴染ませましょう。
☆下瞼は太くならないよう、細めのチップを使いアイラインを引くような感覚で細めに塗布してください。
- ブラウンのアイシャドウパレットの左下のカラー(アクセントカラー)を、上瞼の黒目の上を避け目頭側と目尻側に塗布します。
☆小さめのアイシャドウブラシを使い、クルクルと回転させながら塗布すると、綺麗なグラデーションに仕上げることが出来るのでオススメです。
☆今回はアクセントカラーを使用しましたが、アクセントカラーでは濃く感じる方は、ミディアムカラーで使用したカラーを代用してください。この時、先ほどよりも少し多めにブラシに取ることで、同じカラーを使用していてもメリハリのあるグラデーションを作ることが出来ます。
- ブラウンのアイシャドウパレットの左上のカラーを涙袋に塗布します。
☆濃くなりすぎてしまわないよう注意してください。涙袋が白すぎてしまうと一昔前のギャルメイクのようになってしまいます。細めのチップに少量取り、サッとひと塗り程度で問題ありません。
- ラメアイシャドウを行程③で空けておいた黒目の上にのみ塗布します。
☆黒目の上にのみラメアイシャドウを塗布することで、目元に立体感を出すことが出来ます。境目はぼかすように少しだけサイドに塗り広げましょう。
☆ラメアイシャドウを塗布する時は、伸ばすのではなく置くように塗布するのがポイントです。普段のパウダーアイシャドウのように滑らせながら塗り広げてしまうと、ラメが肌に密着せず粉飛びの原因になってしまいます。ラメアイシャドウの場合は、スタンプを押すように指をポンポンと動かしながら塗り広げることを心がけましょう。
- ペンシルアイライナーでインラインと目尻にアイラインを引きます。
☆瞼部分をインラインで仕上げることで、濃くなりすぎることなくナチュラルに目元を強調させることが出来ます。
インラインを引く時は指で瞼を軽く引っ張り上げながら行うと、引きやるくなるのでオススメです。
☆目尻を長く引きすぎてしまうとアンバランスになってしまうので、2~3㎜程度延長させる位で抑えましょう。描き終わりが太くなってしまった場合は、先がとがっている綿棒などを使い余分な部分を拭き取り形を整えましょう。
- ビューラーで睫毛を上げます。
☆ビューラーで睫毛を挟む時は、根元・中間・毛先の三段階に分けて挟むようにしましょう。数回に分けて挟むことで、綺麗にカールされた睫毛に仕上がるだけではなく、時間が経ってもカールが下がりにくくなります。
☆逆睫毛などで睫毛が上がりにくい方は、ホットビューラーがオススメです。
- 上下の睫毛にマスカラを塗布して完成です。
☆マスカラは一度塗りのナチュラルな睫毛に仕上げましょう。2~3度塗りを行ってしまうと、睫毛の存在感が強くなりすぎてしまい、派手な印象を与えてしまいます。
☆ダマが出来てしまったり、睫毛同士が引っ付いてしまい束感が出来てしまった場合は、マスカラコームでとかしてください。
【最後に】
今回は、SNS上でも映える結婚式のお呼ばれメイク方法についてのご紹介でした。
SNS映えを考えてしまうとどうしても濃いメイクをしがちになってしまいますが、濃いメイクをしなくても写真映えすることは可能です。
普段のメイク方法とは少し違うので難しく感じる方もいらっしゃると思いますが、少し練習すれば誰でも簡単に出来るメイク方法になっているので、SNS映えを狙っている方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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