汗や涙といった水に強いウォータープルーフマスカラは、汗をかく夏場や海などの水辺に行く時にとても重宝するアイテムですよね。
しかし、普段通りのクレンジング剤や方法ではなかなか落とせないというのが、ウォータープルーフマスカラのデメリットではないでしょうか。頑張って落とそうと何度も睫毛を触っていると、睫毛が抜けてしまうという悲しい事件が起きてしまいますよね。
そこで今回は、便利なアイテムだけど頑固で落ちにくい『ウォータープルーフマスカラ』を綺麗に落とす方法について紹介します。
【用意するもの】
- マスカラリムーバー
・マスカラリムーバーがあることにより、格段にウォータープルーフマスカラを落としやすくなります。睫毛を引っ張ってしまったり、何度も何度も触ってしまうと睫毛が傷み、抜け毛の原因になってなってしまうため、ウォータープルーフマスカラを使用している方は、リムーバーの使用を推奨します。
- クレンジングローション、もしくはポイントリムーバー
・アイメイクが薄めの方や、乾燥肌などのお肌の弱い方は水クレンジングのようなオイルフリーのものを使用してください。オイルタイプのものは洗浄力が高い分、お肌に必要な油分も一緒に洗い流してしまうため、乾燥肌を悪化させてしまう原因になってしまいます。
逆にアイメイクが濃い方は、オイルクレンジングがオススメです。オイルフリーのものはオイルタイプと比べ洗浄力が低く、メイクを落とすのに時間がかかってしまったり、メイクを上手く落としきれなかったりと濃いメイクの方には不向きです。
- コットン
・毛羽立ちにくく、厚手のものがオススメです。毛羽立ちやすいものは、メイクを落としている最中にコットンの繊維がお肌に付いてしまい、繊維を取るためにお肌を何度も触ることになってしまいます。その行為がお肌に刺激を与えてしまい、肌荒れの原因になってしまいます。
そして厚手のものを使用することにより、指からお肌にかかる力を抑えることが出来るので、コットンとお肌の間に生じる摩擦を極力抑えることが出来ます。
- 綿棒
・インラインを引いている方は、綿棒の先端が細くなっているタイプのものがあるとスムーズに落とすことが出来るのでオススメです。なくても問題はないので、ある方のみご用意ください。

【ウォータープルーフマスカラを落とす手順】
- 濡れていない睫毛にマスカラリムーバーをたっぷりと塗布し、数分放置します。
・使用するマスカラリムーバーによって放置時間が変わってくるので、ご使用方法を確認してから正しい時間放置してください。時間が短いとマスカラが浮き切らず、睫毛に残ってしまう原因になります。
・上下にマスカラを塗っている方は上下の睫毛に、上にのみマスカラを塗っている方は上の睫毛にのみマスカラリムーバーを塗ってください。
・塗布する量をケチらず、睫毛全体にしっかりと行き渡るように塗りましょう。量が少なかったり、塗れていない場所があるとマスカラを上手く浮かせることが出来ず、睫毛にマスカラが残ってしまう可能性があります。
- マスカラリムーバーを決まった時間放置した後、コットンにクレンジングローションを染み込ませて、目を閉じた状態で目元全体を覆うようにコットンを被せ、2~3分時間を置きます。
・マスカラリムーバーの放置時間が経つ前に行ってしまうと、マスカラリムーバーとクレンジングローションが混ざってしまい、マスカラリムーバーの効果がしっかりと発揮できず、マスカラが落ちない可能性があります。必ずマスカラリムーバーの放置時間が経ってから行ってください。
・この時、コットンの上から指で軽く押さえると全体にクレンジングローションを行き渡らせることが出来、メイクともしっかり馴染ませることが出来るので、落としムラが出来にくくなります。
強い力で押さえてしまうと眼球を痛めてしまう可能性があるので、優しい力で全体を押さえるようにしてください。
- 目元に置いたコットンを下に向かって滑らせるように動かし、メイクを拭き取ります。
・先ほど浮かせたマスカラも、この時、同時に拭き取ります。ウォータープルーフマスカラもスルッとストレスなく綺麗に落とすことが出来ると思います。
- 新しいコットンにクレンジングローションを染み込ませて、目頭から目尻に向かって動かしながら、瞼に残っているメイクを拭き取ります。
・目元の皮膚は顔の中でも一番弱い部分になるため、ゴシゴシと往復させながら力強く擦ってしまうと瞼が傷ついてしまいます。お肌が弱い方は特に優しい力で行うようにしてください。
- クレンジングローションを染み込ませたコットンや綿棒を使い、目のキワに残っているメイクを落とします。
・コットンを使用する際は、四つ折りにして出来た角を使うのがオススメです。
・瞼を指で上へ引っ張り上げながら目線を下に下げると、目のキワの細かいところも落としやすくなります。
・先端が細くなっている綿棒を使用する場合は、先端で目元を傷つけてしまう恐れがあるので、気を付けながら使用してください。
- コットンにクレンジングローションを染み込ませて、下瞼のメイクを拭き取り、クレンジング完成です。
・コットンを四つ折りにして出来た角を使うと、下瞼のメイクが落としやすくオススメです。コットンで落としきれないところは、クレンジングローションを染み込ませた綿棒を使って落としましょう。
【最後に】
今回は、普段のクレンジングではなかなか落とすことが出来ないウォータープルーフマスカラを、スルッとストレスなく綺麗に落とす方法の紹介でした。
どんなに落としにくいウォータープルーフマスカラも、マスカラリムーバーを使うことによって簡単に落とすことが出来ます。無理やり引っ張りながら落とす行為は、抜け毛の原因や睫毛へのダメージに繋がるため、今すぐ無理やり落とすことをやめて、マスカラリムーバーで落とすようにしてください。
コメント