最近ではコロナウイルスの影響により、外出時にどこに行くにもマスク着用が必須になっていますよね。それは結婚式のような大勢集まるような場所でも同じこと。会場によっては、常時マスク着用を義務付けられている場所もあります。
しかしマスクをしていると蒸れや摩擦でメイクが崩れやすいですよね。さらにマスクで隠れてしまうためリップメイクで遊ぶことも不可能…。
そこで今回は、マスクをしていても崩れにくく、写真でも映えるような結婚式のお呼ばれメイクについてご紹介します。
マスクの蒸れだけではなく、涙を流すシーンでも崩れにくいメイクになっているので、ぜひ参考にしてみてください。
【用意するもの】
- ブラウンのクリームもしくはリキッドアイシャドウ
☆クリーム(リキッド)アイシャドウをアイシャドウベースとして使用します。ベースとして仕込むことで、パウダーアイシャドウがしっかりと密着し崩れにくくなります。
クリーム(リキッド)アイシャドウをお持ちでない方は、クリアのアイシャドウベースをご用意ください。
☆ブラウンの色味は少し赤みのあるものをチョイスすると、華やかさを演出することが出来るのでオススメです。発色は控えめなものをご用意ください。ベースのカラーが濃すぎてしまうと、パウダーアイシャドウを重ねた時に濃くなりすぎてしまい、結婚式には不向きなメイクに仕上がってしまいます。
さらに微量なラメやパールが入っているものにするとナチュラルにツヤ感を出すことが出来ます。
- ブラウンのパウダーアイシャドウパレット
☆こちらもクリーム(リキッド)アイシャドウと同様に、赤みのあるブラウンをご用意ください。黄みの強いブラウンを使用してしまうと、クリーム(リキッド)アイシャドウと統一感出ずアンバランスな目元に仕上がってしまう可能性がり、メイク初心者の方には少し難しく感じてしまうかもしれません。
☆繊細なラメやパールが入っているものがオススメです。結婚式のメイクではツヤ感が大切になってくるので、マットのアイシャドウでは地味な感じが出てしまいます。しかし、ベースで使用するクリーム(リキッド)アイシャドウに多めのラメやパールが入っている場合は、マットの方が派手になりすぎることがないのでオススメです。
使用するアイシャドウに合わせて調節してください。
- ペンシルアイライナー
☆必ず汗や水に強いウォータープルーフタイプをご用意ください。ウォータープルーフタイプを使用することで滲みや崩れを防止することができ、時間が経って目元が汚くなってしまうことがありません。
☆ペンシルアイライナーを使用することでリキッドアイライナーのような濃い印象の目元にならず、自然に目元を強調させることが出来ます。さらにダークブラウンのカラーを選ぶとより自然に仕上げることが出来ます。
- マスカラ
☆こちらもアイライナーと同様に、必ずウォータープルーフタイプをご用意ください。
☆ブラックのロングタイプがオススメです。ブラックは一見目元を濃くしすぎてしまう印象があると思いますが、ロングタイプにすることで濃くなりすぎるのを防ぐことが出来ます。
写真を撮る機会が多い結婚式のようなシーンでは、ブラウンを使用してしまうと睫毛の存在感が弱すぎてしまい目元がぼやけてしまう原因になります。ナチュラル志向の方でブラックが苦手な方は、ダークブラウンのような暗めのブラウンを選ぶようにしてください。
- ビューラー
【マスク着用時の結婚式お呼ばれメイクの手順】
- ブラウンのクリーム(リキッド)アイシャドウをアイホール全体と、下瞼の目尻側約1/3の位置に塗布します。
☆アイホールとは眉下の骨と眼球の間にあるくぼみまでのことを指します。場所が把握できていない方は、塗布する前に一度指の腹などで確認してから塗布することをオススメします。アイホールからはみ出さないようにアイシャドウを塗ることが、バランスのいい目元に仕上げるコツです。
☆クリーム(リキッド)アイシャドウはスライドさせながら塗布してしまうと、ベースメイクがよれてしまう原因です。ポンポンとスタンプを押すように伸ばしていきましょう。
☆下瞼は太くなりすぎないように、細めのチップやアイシャドウブラシを使うことをオススメします。
- ブラウンのパウダーアイシャドウパレットの右上のカラー(ミディアムカラー)を、先ほどクリーム(リキッド)アイシャドウを塗布した上から重ねて塗布してください。
☆この時クリーム(リキッド)アイシャドウを塗布した範囲からはみ出さないように注意してください。
☆クリーム(リキッド)アイシャドウをベースに仕込んでいるため、瞼にそのまま塗布する時よりも濃く発色してしまう可能性があります。結婚式では濃いメイクはあまりいい印象を与えません。そのためナチュラルに仕上がるように、大きめのアイシャドウブラシを使い薄めに塗布するようにしてください。
- ブラウンのパウダーアイシャドウパレットの左下のカラー(アクセントカラー)を上瞼のキワに細めに塗布します。
☆アイラインを引くような感覚で、細めに塗布するのがポイントです。境目は必ずぼかしましょう。
- ブラウンのパウダーアイシャドウパレットの左上のカラー(ハイライトカラー)を涙袋に塗布します。
☆涙袋に明るいカラーを塗布することでデカ目効果と、目元をパッと明るくする効果があります。濃く塗りすぎてしまうと、ギャルメイクのような濃い印象を与えてしまうので、薄めに塗布することを意識してください。
☆求心タイプの方の場合は、目頭にもハイライトカラーを塗布すると目を離して見せることが出来るのでオススメです。
- ペンシルアイライナーでインラインと目尻にアイラインを引きます。
☆瞼にはアイラインを引かずインラインで仕上げることで、ナチュラルに目元を強調させることが出来ます。インラインを引く時は、指で瞼を軽く引っ張り上げながら、目線を下げると引きやすくなります。
☆目尻のアイラインは長すぎてしまうと不自然なので、2~3㎜延長させる程度で大丈夫です。描き終わりが太くなってしまい不格好になってしまった場合は、先がとがっている綿棒を使い余分なところは拭き取ってください。
- ビューラーで睫毛を上げます。
☆睫毛をビューラーで上げる時は、根元・中間・毛先の三段階に分けて挟むようにしましょう。数回に分けて挟むことで正面からだけではなく、横から見た時にも綺麗にカールされた睫毛に仕上げることが出来ます。
さらにカールも下がりにくくなるためオススメです。
☆睫毛が上がりにくい方は、ホットビューラーの使用をオススメします。
- 上下の睫毛にマスカラを塗布して完成です。
☆セパレートされた自然な睫毛に仕上げることがポイントなので、一度塗りで終わらせましょう。睫毛同士が引っ付いてしまったり、ダマになってしまった場合は、マスカラコームでとかしてください。
☆下睫毛にマスカラを塗布する時は、マスカラブラシの先端を使って塗布すると塗りやすいです。
【最後に】
今回は、マスク着用時の崩れにくいお呼ばれメイクのご紹介でした。
結婚式ではお化粧直しをする時間もなかなかなく、一度崩れてしまうとそのまま過ごさなくてはいけなくなってしまいますよね。
崩れたままのメイクで写真を撮っても残念な気持ちになってしまいます。このようなことにならないためにも、今回の記事を参考にマスクに負けないメイク方法を手に入れてください。
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