皆さん最近話題になっているパーソナルカラーというものをご存知でしょうか?人それぞれ合うカラー、合わないカラーがあり、細かく分類すると4種類のタイプに分けることが出来ます。
合うカラーを正しく使うことにより、パッと顔色が良くなったり、魅力をさらに引き立たせてくれたりというメリットがあり、メイクでは特に意識したいポイントになります。
その中でも今回注目するのが、ブルーベースのサマータイプと呼ばれるものです。
耳にしたことはあるかもしれませんが、実際どのようなカラーが合うのか細かいところまでは分からないという方がいらっしゃると思います。
そんな方のために今回は、ブルーベース・サマータイプの方に合うアイシャドウの選び方とその塗り方についてご紹介します。
【用意するもの】
- アイシャドウ
☆ブルーベースとは青みの強いカラーが合う方のことを言います。ブルーベースの中でも、今回ご紹介するサマータイプの他にウィンタータイプというものがあり、同じブルーベースでも得意とするカラーが異なってきます。
今回ご紹介するサマータイプの方は、パステルカラーのような柔らかいのものや、少しくすんでいるようなカラーのものがオススメです。
色で言うと、ラベンダーやピンクベージュ、ライトグレー、ローズピンク、ピンクみのあるブラウン(ココアブラウン)、パステルブルーなどになります。
さらに質感をマットもしくは、ラメ感が控えめなマット寄りのものがオススメです。マットが苦手で輝きを追加したい場合は、ゴールド系のラメではなく、シルバー系の小粒のラメかパールを選ぶようにしましょう。
一方サマータイプの方が避けるべきカラーは、ブラック、はっきりとした発色の原色、イエローベースが得意とするオレンジなどです。
これらのカラーを使用してしまうと、顔がくすんで見えてしまったり、お肌と馴染まずアイシャドウだけが浮いてしまいます。それでもブラックを使いたい場合などは、真っ黒ではなくグレーがかったものを選ぶなどの工夫をしてみてください。
- ペンシルアイライナー
☆サマータイプの方は柔らかい印象の目元の方がマッチするので、リキッドアイライナーではっきりとした目元を作るより、ペンシルアイライナーのようなソフトな発色のものがオススメです。
リキッドアイライナーを使用する場合はアイシャドウの選び方と同様に、ブラックは少しグレーがかったものか、発色が弱いブラック、ブラウンは赤みがかったダークブラウンか、グレージュのようなブラウンを選ぶようにしましょう。
漆黒のような真っ黒を使用してしまうと目元が重くなりすぎてしまい、ライトブラウンのような明るいブラウンを使用してしまうと目元がぼやけてしまします。
- マスカラ
☆マスカラがアイシャドウやアイラインの邪魔にならないような薄付きのものがオススメなので、綺麗なセパレートをしてくれるコーム型のロングタイプをご用意ください。ひと塗りでベタッと液がたくさん付いてしまうボリュームタイプのものは、存在感が出すぎてしまうのであまりオススメしません。
- ビューラー

【アイシャドウを塗る手順】
- アイシャドウの左上のカラーをアイホール全体に塗布します。
☆アイホールとは眉下にあるくぼみまでのことを指します。アイホールの位置が分からないという方は、指の腹で位置を確認しながら少しずつ塗っていくと塗りすぎてしまったり、塗り足りないという失敗を避けることが出来ます。
- アイシャドウの左下のカラーを二重幅くらいまでの範囲と、下瞼の目尻1/3まで塗布します。
☆この時、境目が綺麗なグラデーションになっていなくても大丈夫ですが、気になる方は何もついていないアイシャドウブラシで境目を撫でると綺麗なグラデーションに仕上がります。
- アイシャドウの右下のカラーを上瞼の目尻と下瞼の目尻にくの字になるように塗布します。
☆目尻に隙間を開けて塗布するのではなく繋げるように塗布することで、目元を濃くしすぎることなく、大人っぽさを演出してくれます。
☆下瞼の境目は何もついていないアイシャドウブラシでぼかし、グラデーションを作りましょう。
- アイシャドウの右上のカラーを行程①と行程②の境目の位置に塗布し、グラデーションを作ります。
☆濃いカラーを塗布した後に明るいカラーを塗布することで、簡単にグラデーションを作ることができ、さらに色味をしっかりと出すことが出来るので、よりサマータイプの方との相性の良い目元になります。
☆囲みメイク風にしたい場合は、黒目の下にも細めにアイシャドウを塗布してください。
- アイシャドウの左上のカラーを下瞼の目頭側(涙袋)に塗布します。
- ペンシルアイライナーでアイラインを引きます。
☆この時、目尻は跳ね上げたりタレさせたりせず、目の形に沿って自然に流します。
☆描き終わりが綺麗に引けず太くなってしまった場合は、先が細くなっている綿棒で余分な部分を取ってあげると綺麗なアイラインに仕上がります。
☆ナチュラルに仕上げたい方は、アイラインがお肌に密着する前に綿棒でぼかすか、先ほどのアイシャドウの左下のカラーを上から重ね塗りしてください。
- ビューラーで睫毛を上げます。
☆根元のみを上げてしまうと不自然な仕上がりになってしまうので、根元・中間・毛先の順にカールさせます。三段階に分けることで、横から見た時にも綺麗な仕上がりになるのでオススメです。
- 上下の睫毛にマスカラを軽く一度塗りして完成です。
☆ボリュームや長さを求めて、2~3度塗りをしてしまう方がいますが、サマータイプの場合は濃すぎる睫毛は目元がくすんで見えてしまうので、アイシャドウなどの邪魔にならない程度のナチュラルな睫毛に仕上げましょう。
【最後に】
今回は、サマータイプの方にオススメしたいアイシャドウの選び方や、塗り方についてのご紹介でした。
サマータイプ・ウィンタータイプどちらも同じブルーベースですが、その中でも合う合わないがあるということを分かっていただけたでしょうか?
カラーだけではなく塗り方によっても合う合わないがあり、それによって顔の印象が変わるので、このページを参考にご自身の顔に合う塗り方を見つけ、より魅力的な女性になりましょう。
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