クレンジングがない時の代用品『乳液』を使ったアイメイクの落とし方

haruharu
メイク

旅行先でクレンジング剤を忘れてしまったときや、ご自宅でクレンジング剤のストックを買い忘れてしまったときに、メイクを落としたいのに落とせないという困った経験をした方はいませんか?

洗顔料だけでは綺麗にメイクを落とすことは不可能ですよね。だからといってメイクを落とさず寝るなんてことをしてしまったら、お肌にとてもダメージを与えてしまい肌荒れのトラブルに繋がってしまいます。

そこでオススメしたいのが、ほとんどの方のご自宅にあるであろうアイテム『乳液』です。

乳液でなんてメイクを落とすことが出来るのかと疑問に思っている方もいらっしゃると思いますが、ナチュラルメイク程度のアイメイクなら乳液で落とすことは可能です!

そこで今回は、クレンジング剤がないときの代用品として乳液を使ったアイメイクの落とし方について紹介します。

【用意するもの】

  • 乳液

    ☆高い安い関係なくどのようなものでも大丈夫なので、お手持ちの乳液をご用意ください。

    クレンジング剤がないからとか関係なく、一度乳液を使ったクレンジング方法を試したいという方はプチプラのものをご用意いただければと思います。

    そして、乳液を使ったクレンジング方法についていくつかの注意点をご紹介します。

    まず一つ目が、ナチュラルメイクの方向けということです。

    乳液は本来保湿をするものであり、メイクを落とすためのものではないので、一般的なクレンジング剤と比べ洗浄力がかなり低いです。ウォータープルーフマスカラなどの落としにくいコスメを使っているような濃いメイクをしている場合は、綺麗に落とすことは出来ません。

    二つ目に、毎日使いには向いていないということです。

    先ほどもお話しましたが、乳液は決してメイクを落とすためのものではありません。使っているコスメによっては毛穴に入り込んでいるメイクを綺麗に落としきれないおらず、それが原因でニキビなどの肌トラブルを起こしてしまう可能性があります。

    急を要するときにのみ使用することをオススメします。

  • コットン

    ☆天然コットンを使用しているようなお肌に優しいタイプのもの、さらに毛羽立ちにくく目元全体を覆えるような大判のものがオススメです。

    コットンを使用する際の摩擦はどうしても避けることが出来ません。そこで少しでもお肌へのダメージを少なくするためにも、低刺激のものを選ぶようにしましょう。

    そして乳液は一般的なクレンジング剤と比べ、拭き取りの際の滑りが悪くコットンが毛羽立ちやすいです。お肌に繊維が付いてしまい、ストレスに感じる方もいらっしゃると思うので、極力毛羽立ちにくいものがいいかと思います。

  • 綿棒

【乳液クレンジングの手順】

  1. 2枚のコットンにたっぷりの乳液を乗せ、1枚は下瞼へ、1枚は目を閉じた状態の上瞼へ被せ、4~5分程度時間を置きます。

    ☆乳液の量はケチることなくたっぷりと使うということがポイントです。少ない量ではアイメイク全体に乳液を行き渡らせることが出来ず、落としムラが出来てしまう可能性があります。

    ☆少し長めに時間を置くことで、乳液でも綺麗にアイメイクを浮かせることが出来ます。使用しているコスメによっては時間が足りず、上手く浮いていないという場合もあるので、その場合は1~2分程度長めに時間を置くことをオススメします。

    ☆ウォータープルーフマスカラを使用しているけどマスカラリムーバーを持っているという方は、コットンを被せる前にリムーバーを塗布してから、こちらの工程を行ってください。

    お湯落ちタイプのマスカラを使用している方は、予め落としてから行うとスムーズにアイメイクを落とすことが出来ます。

  2. 時間を置き終えたら、コットンを下に滑らせるように動かし、アイメイクを絡め取ります。

    ☆下に滑らせる際は、力を込めずなるべく摩擦を起こさないようにしましょう。

  3. 指先にたっぷりの乳液を乗せ、目元をマッサージするようにクルクルと動かしながら、目元に残っているアイメイクを落とします。

    ☆この時、手順の一番初めと同様に乳液の量はケチることなく、たっぷりの量を使うようにしましょう。少ない量で行ってしまうと、摩擦でお肌にダメージを与えてしまいます。

    さらに早く落とそうとゴシゴシと行ってしまうと、こちらも同様に摩擦が起きてしまいシワなどの原因になってしまうので、時間をかけてゆっくりと行いましょう。

    ☆上瞼は中指と薬指、下瞼は薬指もしくは小指を使って行うと力が入りすぎず、お肌に優しくクレンジングをすることが出来ます。人差し指を使っている方がいると思いますが、人差し指は指の中でも力が入りやすく、クレンジングの時には適さない指になります。

  4. 綿棒を使い目のキワに残っているメイクを落とします。

    ☆中には、指で落としきれなかった目のキワのアイライナーなどを爪を使って落としている方がいると思いますが、瞼に傷をつけてしまう可能性があるので、必ず綿棒を使って落とすようにしてください。

  5. コットンを使い、アイメイクを拭き取ります。

    ☆摩擦がかからないようなるべく優しい力で、綺麗に拭き取れるまで数枚のコットンを使い拭き取りましょう。

    目のキワや下瞼は、コットンを四つ折りにして出来た角を使うと拭き取りやすくなるのでオススメです。

  6. 鏡で綺麗に落とせているか確認をして、洗顔料やぬるま湯で洗い流してクレンジング完了です。

    ☆流す前に必ず綺麗に落とせているかを確認してください。クレンジング剤と比べ、乳液はやはり洗浄力が心もとないので、しっかり落とせているかの確認は必須です。しっかりと落とせていないと毛穴詰まりからくるお肌のトラブルに繋がる可能があります。

    ☆洗い流す際は、水に近い程度の温度で洗い流すようにしましょう。熱すぎるお湯を使ってしまうと、お肌に必要な油分も一緒に流してしまい、乾燥肌の原因になってしまいます。

【最後に】

今回は、クレンジング剤がなくて困ったときに代用できる乳液を使ったクレンジングの方法の紹介でした。

初めにもお話したように、乳液は本来メイクを落とすためのものではありません。毎日のクレンジングとして行うことはせず、本当に困ったときのお助けアイテムとして使うことをオススメします。

そしてこの方法でクレンジングを行う場合は、焦らず時間をかけてゆっくりと落とすことを心がけましょう。

クレンジング剤がなくて困っている方は、ぜひ一度この方法を試してみてはいかがでしょうか。

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