メイク初心者さんにとって最も難しく感じるのは、アイブロウではないでしょうか。
眉山の位置や、眉尻の長さ、太さや、形、どこか一つでもおかしいとアンバランスな眉になってしまいますよね。
初心者ではなくても、毎回同じ眉の形にするのはなかなか困難ですよね。
そこで今回は、初心者さんでも綺麗仕上がる基本的な眉毛の書き方を紹介します。
用意する物
- アイブロウペンシル
眉毛の輪郭をかたどる為に使用します。主に眉山から眉尻にかけて使用します。ペン先が細い物を使用すると、細かい所も難なく描く事が出来るので、ペンシルタイプの物は事前に削っておき、繰り出しタイプの物は細めの物を選ぶのをオススメします。
髪色と同じトーン~ワントーン明るいカラーがオススメです。眉毛だけが浮く事がなく、垢抜けた印象にしてくれます。
- アイブロウパウダー
眉全体を仕上げる為に使用します。アイブロウパウダーを使用する事により、アイブロウペンシルだけではなかなか難しい、フワッとナチュラルな眉に仕上げる事が出来ます。カラーはアイブロウペンシルと合っている物を使用して下さい。
付属で付いてくるブラシは、片方が細めのブラシ、片方が太めのブラシになっている物を選ぶと使いやすいです。
- アイブロウマスカラ
眉毛と髪の毛の色味を合わせる為に使用します。髪の毛が明るい人は特に使用を推奨します。自眉毛だけが黒く目立ってしまい浮いてしまうので、アイブロウマスカラで自眉毛の色味を抑えてあげると綺麗な眉に仕上がります。
ペンシルやパウダーと同じ色味の物を使用しましょう。
アイブロウマスカラが苦手な人は省いても大丈夫です。
- スクリューブラシ
眉毛を描く手順
- スクリューブラシで眉毛の毛並みを整えます。
- 眉山から眉尻までをアイブロウペンシルで描きます。
この時、眉山の位置は黒目の外側から目尻の間に来るように描き、眉尻の長さは小鼻と目尻を繋いだ延長線よりはみ出さないようにすると、バランスのいい眉に仕上げる事が出来ます。
眉尻の長さですが、寄り目(フェイスラインの余白が多い)タイプの人は、長めに描く事により余白が減り小顔効果が生まれ、目が離れているように見せる事が出来、寄り目をカバー出来ます。
逆に、離れ目(フェイスラインの余白が少ない)タイプの人は、短めに描く事により余白を減らす事なく、目が近付いたように見せる事が出来、離れ目をカバー出来ます。
- アイブロウパウダーの一番濃いカラーと中間のカラーを混ぜた物を、細い方のブラシに取り、眉山から眉尻にかけて塗布します。
髪の毛のカラーが暗い人は二色を混ぜると明るすぎる場合があるので、一番濃いカラーのみで塗布するのをオススメします。
- アイブロウパウダーの中間のカラーを細い方のブラシに取り、眉頭を少し空けた所から眉山にかけて繋げるように、眉上下の輪郭を描きます。
この時、毛の生えていない所に描いてしまうと、どうしても仕上がりにムラが出来てしまうので、なるべく自眉毛からはみ出さないように描く事を心がけましょう。
- アイブロウパウダーの中間のカラーを細い方のブラシに取り、先程描いた輪郭の中を埋めるように塗布します。
眉尻のカラーとグラデーションになるように塗布すると、濃い所と薄い所が馴染んでナチュラルに仕上がります。
- アイブロウパウダーの一番淡いカラーを太めのブラシに取り、眉頭にフワッと塗布します。
一番重要になってくるのが眉頭です。眉頭が濃いとペタッと海苔を貼ったかのような眉に仕上がってしまい不自然になってしまいます。
ナチュラルな眉に仕上げる為には、眉頭にはしっかり色はのせず、淡いカラーで軽く描く位が丁度良くバランスのいい眉に仕上がります。
- 眉全体を見て、毛が薄くムラになっている所などがあれば、アイブロウペンシルで毛一本一本を描くようにしてムラをなくします。
塗りつぶすように描いてしまうと、そこだけが濃くなり過ぎてしまったりするので、必ず毛を一本一本描くように少しずつ足していくようにしましょう。
- スクリューブラシで眉全体を軽くぼかします。
眉全体を一度ぼかす事で、さらに肌と馴染ませることが出来、眉毛が主張しすぎるのを防ぐ事が出来ます。
この時、眉頭部分は眉間に向かって動かすと、ほぼ塗っていない眉頭に、隣に塗ったカラーが少しだけ移動してきてボケ過ぎていた眉頭が引き締まります。
- アイブロウマスカラを眉全体に塗布して完成です。
アイブロウマスカラが苦手な人は、この工程は省いて下さい。
最後に
アイブロウ初心者さんや、アイブロウを描くのが苦手な人いかがでしたか?
自分に合った、眉山の位置と眉尻の長ささえ分かれば、後は少しの練習で毎回同じ眉毛を描けるようになります。
苦手意識を克服して、自分に合った眉毛でメイクを楽しんでみて下さい。
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