今回は、鶴の背中が箱になった『箱鶴』の折り方をご紹介します。飴やこんぺいとうを入れる器にもなり、おもてなしにもぴったりです。
紙の大きさを変えることによって箱の大きさも変わりますので、お好みのサイズで作ってみてくださいね。
準備するもの
- 折り紙(正方形のもの)
15㎝×15㎝だと、4㎝四方の箱になります。小さなお菓子が入れられます。
折り方
- 白い面を上にして置き、三角に半分に折ります。折り線を付けたら戻します。
- 1辺が折り線に合うように折ります。反対側も同様に折ります。
- 裏返して、先の尖った角と対角とが合うように半分に折ります。
- 裏返して、袋になっているところを開いてつぶします。反対側もつぶします。
- 二枚重ねになっているところに手を置き、左右に広げます。三角の部分は右側に倒します。
- 真ん中で山折りにします。
- 『山』の形に置きましょう。
- 真ん中の三角を、中央線に合わせて折ります。折り線を付けたら戻します。
- 三角の袋部分を開いてつぶします。
- 裏返し、手順8~9を繰り返します。
- 下の左右の辺を中央線まで折り、折り線を付けたら戻します。
- 下の先端と上の先端が合うように、軽く折り線を付けて戻します。
- 上の1枚を手順13の折り線までめくり、左右をつぶします。裏も同様にします。
- 『山』の底辺部分を中央線に合わせて上へ折り上げます。左右とも折ります。折り線を付けたら戻します。
- 『山』の裾部分を開き、手順14の折り線に沿って中割り折りをします。左右とも同じようにします。
- 右側の1枚を左側に合わせます。裏側も同様にします。
- 対角を結ぶ辺で、上側(辺の長い方)を下へ折ります。裏側も同様にします。
- 左側を右側に折ります。中の『鶴』の羽部分は左側に倒しておきます。
- 一番長い辺を中央線まで折ります。
- 中の『鶴』の羽部分を全て右側に倒し、一番長い辺を中央線に合わせて折ります。
- 裏も同様に、『鶴』の羽部分を反対側に倒し、長い辺を中央線まで折ります。
- 『鶴』の羽部分を重ねるようにして合わせ、長い辺を上へ折り上げます。裏も同様にします。
- 折り上げたところを中央線で半分に折ります。裏も同様にします。片方だけ先端を中割り折りし、『鶴』の首を作ります。
- 箱を開き、バランスを整えます。完成!
解説動画
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完成して一言
複雑な工程もありますが、折り線をしっかり付けることで折りやすくなり、きれいに仕上げることができますよ。
用途に合わせて紙の大きさを変え、さりげないおもてなしを演出してみてください。きっと喜ばれますよ!
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