世界中で楽しまれている折り紙の代表的な作品と言えば、『折り鶴』ではないでしょうか。
そんな『折り鶴』を今回は、三角と四角から折り始める折り方の2つをご紹介致します。
折り鶴には折り紙に使用する基本的な折り方がたくさん含まれています。そのため折り鶴が折れるようになることで、他に折れる作品もグッと増えますよ。ぜひ作ってみて下さい!
準備するもの
- 折り紙
正方形の折り紙を用意しましょう。最近は、100均やコンビニにもありますよ。
完成した鶴をイメージして自分好みの色の折り紙を選びましょう。
三角から始める折り鶴の折り方・手順
- 白い面を表にして置き、対角を合わせて折り、三角形を作ります。
- 左右の角を合わせて、小さな三角形を折ります。
- 袋状になっている部分より指を入れて開き、正方形に折り潰します。
- 繋がっている角を奥に置き、手前にある斜めの辺を縦の折り線に合わせて折ります。
- 裏返し同じように中央の折り線に合わせて斜めの辺を折ります。
- 奥の角を横の線の位置で、折り下げます。
- 正方形の状態まで開きます。
- 裏表とも角から折り紙を1枚めくって開いたら、折り線に合わせてひし形を作ります。
- 手前にある左右の斜めの辺を中央の縦の線に合わせて折ります。
・手前の角が尖るようにきっちり折ります。 - 手前にある鋭利な2角を上に向けてめくり、引っかかる部分で折ります。
- 今折り上げた角の一方を少し開き、1cm程折り下げて中割り折りします。
・きれいに尖った角を尾として残して、もう一方を鶴の頭にすると完成品が綺麗に仕上がります。 - 中央にある2枚の羽をゆっくりと広げていきます。
- 最後に袋状になっている部分を綺麗に膨らませたら完成です。
四角から始める折り鶴の折り方・手順
- 縦に半分に折り、長方形にします。
- 正方形になるように、もう1度半分に折ります。
- 1度開いて、長方形にします。
- 左右どちらか片方を、三角に折ります。
- 裏返します。
- 四角になっている方を、手前に向かって三角に折ります。
- 大きい三角の内側を開いてつぶして正方形にします。
- ここまでできたら、あとは鶴の折り方と同じです。折っていきましょう。
- 折り紙の開く辺を正方形の中心線に合わせて折ります。(左右)
- 裏側も同じように折ります。
- 三角の部分を折り、折り線をつけます。
- 正方形の状態(手順7)まで戻します。
- 折り紙の開く辺を折り線に沿って開き、線に合わせてゆっくりつぶします。
- 裏側も同じように折ります。
- 二股に割れている方を、細くなるように半分に折ります。(左右とも)
- 裏側も同じように折ります。
- 左右を真ん中に合わせるように折ります。(裏も)
- 長い三角を上へ折り上げます。(裏も)
- 真ん中の線に合わせて半分に折ります。(裏も)
- 片方の細い棒の先を開いて折り下げ、半分に畳みます。
- 折り目を調整して、鶴のくちばしを少し出します。
- 羽をゆっくり左右に広げます。
- 裏(体の下)の少し隙間があるところを指で抑え、羽を広げると、背中が膨らみます。
- バランスを整え、折り鶴の完成です!
解説動画
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完成して一言
今回「三角から始める折り方」と「四角から始める鶴の折り方」二つの折り方を紹介させていただきました。
鶴は「開いてつぶす」工程が難しいですが、「四角」から折るとその工程を減らすことができます。
お子さんでもきっとできると思います。ぜひお子さんと折り鶴を一緒に楽しんでくださいね。
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