箱の折り紙にも色々な種類がありますが、折り紙1枚だけでフタまで作れるものは意外と少ないんです。
そこで今回は1枚の折り紙で作れちゃう『カードボックス』の簡単な折り方をご紹介致します!
工程が少し多いので、作り方のポイントを読みながら丁寧に折っていただける中級者以上の方向けです。
底が厚くしっかりとした作りなので実用性が高く、また紙の大きさを変えればぴったりサイズのボックスを作ることもできますよ。
準備するもの
- 折り紙(お好きな大きさ)1枚
作りたい箱の大きさに合わせて、包装紙などから切り出すのがおすすめです。
目安として、完成したカードボックスの高さはもとの紙のタテの長さの1/4くらいになります。 - のり(なくてもOK)
折り方
- 折り紙の白い面を表にして置き、上下のふちを合わせて谷折りしたら開きます。
- 下のふちを横の中心線に合わせて谷折りします。
- いま折った部分を開いて、ふちを折り筋に合わせて谷折りします。
- 全て開きます。
- 180度回転させ、下のふちを上から2本目の横の折り筋に合わせて谷折りし、開きます。
- 下のふちを1番手前の横の折り筋に合わせて谷折りし、開きます。
- 裏返して折り筋の幅が広い方が、右側にくるように紙の向きを変えます。
- 左から2本目の縦の折り筋に右上のふちを沿わせた状態で、斜めのふちに見えている1本隣の折り筋の位置まで折り目をつけます。
- 折った部分を開いて、下も同じように折ります。
- 裏返して上下のふちをそれぞれめくり、斜めの折り筋と縦の折り筋が合わさった所で平行に谷折りします。
- 開いて斜めの折り筋が逆八の字になるように紙の向きを変えます。
- 左右とも縦の折り筋の1番下と、下から3本目の横の折り筋の端を結ぶように斜めに谷折りし、開きます。
- 左右のふちを折り筋の通りにたたみます。
- 下から2本目の横の折り筋を山折りにし、山折りにした部分を外側のふちよりも2mmほど内側になる位置で固定して、内側のふくらんだ部分に折り目をつけます。
- 内側のふちを外側の縦のふちに合わせて折ります。
- 浮いた上側の部分は折り筋通りに折ります。
- 左側も同じように折ります。
- 内側にある2つの角を、外側に合わせて三角形に谷折りしたら開きます。
- 手前にあるふち全体をついている横の折り筋の位置で半分に谷折りし、三角形の折り筋をつけたところをツメにして立体部分の底にある隙間に差し込みます。
・差し込むのが難しければ、のりで固定しても構いません。 - 折っていない方を手前に置き、左右のふちを縦の折り筋の位置で畳みながら斜めの折り筋で上側を開いたら、自然に奥の折り筋で立ち上がり部分が手前に倒れるので、角をきれいに整えます。
- 中央にある左右のふちをそれぞれ外側のふちに合わせて谷折りします。
- 左右とも内側のふちが下から2番目の横の折り筋に沿うように谷折りし、しっかりと折り筋をつけたら開きます。
- 左右とも内側のふちにある角を、外側のふちに合わせて三角形に谷折りしたら開きます。
- 左右とも手前から2本目の横の折り筋を谷折りに直します。
- そのすぐ下にある右の斜めの折り筋を、谷折りに直します。
- 右の浮いた部分を手前に倒し折ります。
- 左も手順㉕㉖を行います。
- 手前にある色付きの正方形2つを三角形に山折りにし、内側の白い折り込みで押さえます。
・しっかりと固定できていなくても大丈夫ですが、開きが気になる場合はのり付けしてください。 - 最後に折り筋や角をしっかりと整えたら『カードボックス』の完成です。
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