簡単な折り紙に飽きてしまった方、もっと本格的な折り紙に挑戦したい方、お待たせいたしました!
今回は折り紙で簡単に作れる『立体的なクジラ』の折り方をご紹介いたします。
折り方を丁寧に解説しているので工程が少し長くなっていますが、その分楽しんでいただけると思います。
頭部が箱型になっていて全体的にカクカクした折り紙なので、折り筋をしっかりつけることを意識しながら作ってみてくださいね。
準備するもの
- 折り紙(15cm×15cm)1枚
折り方
- 折り紙の白い面を表にして、左右と上下の角をそれぞれ合わせて谷折りしたら開きます。
- 左右の角をそれぞれ中心に合わせて、中心部分のみに小さく印のような折筋をつけます。
- 左右の角をそれぞれ1番近くのしるしに合わせて、小さくしるしをつけます。
- 左右の角をそれぞれ縦の中心線より1つ向こう側のしるしに合わせて、小さく折筋をつけます。
・ここで2回目につけるしるしの位置を間違えやすいので左右対称になっているかどうか確認してください。角を中心に合わせてつけたしるしを見つけます。 - 右の角を1番左のしるしに合わせて谷折りしたら一旦開きます。
- 右の角を左から3つめのしるしに合わせて谷折りし開きます。
- 左の角も右の角と同じように2本の折り筋をつけます。
- 上の角を中心に合わせて谷折りし、開きます。
- 紙を裏返して、右の角を手前の折り筋で谷折りします。
- 内向きの三角形の斜めのふちが縦のふちに沿うように上下へ谷折りし、開きます。
- 先ほどつけた斜めのおり筋に沿って三角形の角を立ち上げたら、角を上下に倒して平らにします。
- 反対側も同じ手順で折り、左右対称になるようにします。
- 上の角をついている折り筋で山折りします。
- 裏側の角を手前に出すように上のふちをめくったら、横の中心線に合わせて谷折りし、開きます。
- 左右の内向きの角を谷折りになった横の折り筋を軸にして、縦の折り筋と平行に谷折りし、開きます。
・紙が分厚くなっているので中の方まで折り筋がつくようにしっかりと強めに折ってください。 - 右側の三角形の折り目を全体的にふんわりと開いたら、内側につけた三角形の折り筋を全て山折りに変えます。
- 山折りにした内側の三角形の中心から放射状についている折り筋を谷折りにして凹ませながら、斜めのふちをゆっくりと中心へ向かわせて閉じます。
・15〜17のような工程を「しずめ折り」と言います。はじめは難しく感じるかもしれませんが、折り筋をしっかりとつけていれば自然ときれいに仕上がります。失敗しても見えない部分なので気にせず先へ進みましょう。 - 左側も右側と同じようにしずめ折りにします。
- 紙を裏返して、1番上と2本目の横の折り筋にはさまれた正方形の外側2つに逆八の字の折り筋を山折りでつけます。
- 折り筋の通り折って立ち上がった上の角を、段になった部分に沿って手前に倒し折り、箱状にたたみます。
- 紙を裏返して中央にある横の折り筋の端と、右下・左下の角をそれぞれ結ぶ直線で山折りの折り筋をつけます。
- 平らになった5角形の左右の角を縦の中心線に合わせながら、軽く下へ引っ張って箱部分の角がツンとなる位置で折り目をつけます。
・立体的になっているので少し折りにくいですが、裏返したり指で表裏からはさんだりして内側にも折り目をつけてください。 - 内向きに折った角の内側の斜めのふちに沿って下の紙を山折りします。
・ここの折り筋がしっかりついていると、仕上がりがカチッときれいに見えるので、色々な方向から見ながら丁寧に折ってください。 - 紙の側面を見て、右下に伸びている部分の根元を軽く押しながらのふちの位置で表裏を反転させ、反り上がらせます。
- 紙を裏側から見て左右のふちを軽く開いたら、M字の折り筋と中央下の折り筋を全て山折りに変えてふちを閉じます。
- 右側の段折りになった部分に沿って、浮いている部分を少し下に折り下げます。
- 紙を真上から見て右側の突き出した角を縦の中心線に添わせながら奥へ倒し、自然な位置で折り目をつけます。
- 白い四角形の上下の色の境目で、角を右側に折り返して開きます。
- 白い四角形の角を、つけた折り筋に合わせて谷折りします。
- 今おった角を巻き込むようにして、付いている折り筋で谷折りします。
- 更にもう一度谷折りして、ふちが浮かないようにしっかりと折り込みます。
- 紙の側面を見て、中央の突き出した角を反対向きに倒します。
- 今倒した角を斜め下へ向かって根元から谷折りします。
- 反対の側面も同じようにして折ります。
- 最後に全体の形を整えたら『立体的なクジラ』の完成です。
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