くす玉には元来、延命長寿や無病息災といった願いが込められていて、漢字では「薬玉」と書きます。
そこで今回ご紹介するのは、折り紙12枚を組み合わせて作れる『くす玉』の折り方です。
パート1に引き続き、さらに一段見た目がグレードアップした形になります。
表面に白色のラインが入るので、単色の折り紙で作っても素敵に仕上がりますよ。
中に鈴を入れたり、紐を垂らして吹流しにしても素敵ですよ。
この記事の内容
準備するもの
- 折り紙(7.5cm×7.5cm)12枚
配色は12色・4色・3色・1色のいずれかがおすすめです。
パーツの作り方
- 折り紙の白い面を表にして、上下のふちを合わせて谷折りします。
- 今折った部分を開いて、上下の辺を中央にある横の折り線に合わせて折ります。
- 正方形の状態に戻します。
- 左下と右上の角を、1番近くの折り筋に添わせて谷折りします。
- 上下のふちをついている折り筋で折ります。
- 右側のふちを上のふちに添わせて谷折りします。
- 反対側は左のふちを手前のふちに合わせて谷折りします。
- 三角形の浮いている2つの角をそれぞれ隙間に差し込みます。
- 中央と右角、中央と左角をそれぞれ結ぶように谷折りします。
- 紙を裏返して、正方形になるように左右の角をそれぞれ反対側の角に合わせて谷折りします。
- 裏返し、ななめのふちがあるところで谷折りしたらパーツの完成です。
・残りも同じようにして計12個のパーツを作ります。
パーツの組み立て方
- 左手に持ったパーツの中心にある袋状になったXの右上に、右手に持ったパーツを差し込みます。
- 組み合わせたパーツを右手にもち、左手のパーツに右手のパーツの飛び出した角を差し込みます。
- 左手に持ったパーツの角を右手のパーツに差し込み、飛び出た三角形になるようにしてください。
- 残りのパーツも同じように組み合わせて3枚1組にして、計4つのパーツを作ります。
- 先程と同じ要領で各パーツの隙間に角を差し込んでいき、4つのパーツを組み合わせます。
・基本的に「差し込む」「差し込まれる」を交互に繰り返していき、最終的に全てのXに2つずつ角が差し込まれように仕上がります。
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