最近注目が高まっているハーバリウム。
オイルに浸すことで、みずみずしい状態で色とりどりの花材を鑑賞することができます。
お好みの花材と瓶を使ってハーバリウム作りに挑戦してみましょう。
今回はハーバリウムに使用する花材の種類と、上手に花材を瓶に入れるコツをまとめてみました。
この記事の内容
プリザーブドフラワーとドライフラワーの違い
プリザーブドフラワー
プリザーブドフラワーとは、生花や葉を特殊な液の中に沈めて、水分を抜いた素材のことです。
特徴としては、生花に近い手触りである。色は鮮明で、生花では表現できないカラーをだすことも可能です。
ドライフラワー
ドライフラワーとは、植物の花、茎、葉、果実などを自然に、または人為的に乾燥させたものです。
特徴としては、日陰で風通しの良いところに吊るすだけで手軽に作れます。
生花から水分を抜いて作るため、手触りはカサカサで硬い感触です。
花材を適度な長さに切る
花材に茎がついているものは、適度な長さにカットします。
注意点としては、オイルを入れた際に花材が浮かないよう、長めにカットしたり、瓶の側面に触れないようにまとまりを残してカットすると上手にできます。
細かく切ってしまったり、花材が細かいものは、花材同士で絡めたり、大きめな花材に引っかけたりすると細かい花材が浮いてこなくなります。
花材の組み立て
瓶を横に置いて、入る量を確認しながらカットした花材の配置を考えます。
デザインをイメージしながら、瓶の大きさに合う量を考えながら花材を選びます。
花材を多く入れるとオイルを入れた際、光が通らず透明感が失われることがあります。
反対に花材が少ないと空間が空きすぎてしまって貧弱に見えてしまうことがあります。
量の加減がわからない場合は、花材を少なめに入れて、オイルを流し込んだ後に花材を追加するといいでしょう。
瓶に入れる際の注意点
正面を決める
正面のあるデザインの場合は、どこの面が正面になるか意識しながら花材を瓶に入れていきます。
オイルを入れた後、竹串や長めのピンセットを使って調整すると綺麗に仕上がります。
花材が浮かばないようにする
多くの花材はオイルに浸したときに浮いてきやすく、少量の花材を思い通りの位置に留めることは困難です。
浮いてこないように、カスミ草やシサル麻という花材に絡めつつ花材が浮かばないように工夫するとうまくいきます。
花材が破損しないようにする
プリザーブドフラワーやドライフラワーは壊れやすい為、丁寧に入れていきましょう。
オイルを入れて、葉や花びらのカケラが浮いてきてしまった場合は、ピンセットで取り除きましょう。
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