ゆうパック – 伝票ラベルの書き方【元払い・着払い・複数口】

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暮らし・生活

ゆうパックの伝票の書き方が分からず、郵便局に出向いたり電話で細かいことを聞くのは面倒だと思われている方が意外と多く見えられます。

そんな方のために、ゆうパックの元払い、着払い、複数口の伝票ラベルの書き方について分かりやすく解説します。元払い、着払い、複数口の伝票の書き方も紹介しているので参考にして下さい。

伝票ラベルの選び方

ゆうパックには、次の4種類の伝票ラベルがあります。まず、送料を元払い、着払い、代引きにするかで荷物に貼る伝票ラベルを選びましょう。

  • 青色の伝票ラベル
    • 一般用な送料を元払いで送る場合のラベル。

  • 赤色の伝票ラベル
    • 送料を受取人が払う着払いで送る場合のラベル。

  • 緑色の伝票ラベル
    • 貴重品や高価なものを送る際のセキュリティ用のラベル。荷物を送る際に万が一の時に50万円の賠償額が付く。

  • 桃色の伝票ラベル
    • 代引き専用のラベル。

荷物の賠償補償があるセキュリティラベルも存在します。ただし、一般的な青色のラベルでも30万までの損害賠償が付いているため、高価なものを送らない限り十分だと思います。

ゆうパックのラベルはどこで貰える?

ラベルは郵便局・ゆうパック取り扱いのコンビニ・ゆうパック取扱所の表示のある商店等に備え付けてあります。

伝票ラベルの書き方

伝票の太枠内が必要事項になるので、各項目を記入していきます。各項目の具体的な書き方について、元払いの青ラベルを例に紹介していきます。

*代引き以外の元払い、着払い、セキュリティのラベルに書き方は全て共通です。

「お届け先」を書く

  1. 郵便番号
    郵便番号は正確に記載しましょう。間違えると一度間違った配達局へ送られ余分な日数がかかってしまいます。

    郵便番号が分からない場合は、『郵便番号検索 – 日本郵便』から都道府県と市区町村を元に調べることができます。

  2. おところ
    ゆうパックを送る相手の住所を記入します。送り先が建物内の場合は、建物名と号室まで記入します。
  3. おなまえ
    送る相手の氏名を記入します。会社の場合は、会社名を記入して下さい。
  4. 電話番号
    電話欄は配達に関する連絡が取りやすくするためのものであり、分からなければ記入する必要はありません。

*ゆうパックを郵便局留めで送る場合は、書き方が異なります。詳しくは、『ゆうパックの送り方 – 郵便局留めの伝票の書き方と発送方法』を参考にして下さい。

「ご依頼主」を書く

「お届け先」欄と同じように自分の住所、氏名、電話番号を記入します。「ご依頼主」欄は、相手にゆうパックの送り主を知らせる役割もありますが、相手の住所に届かなかった時の返送先としても使われます。こちらも正確な郵便番号と住所を記入しましょう。

「配達希望日」を書く


配達予定日以降の10日以内なら、配達希望日を指定できます。配達日を指定しても料金は変わりません。

ただし、引き受け当日や交通事情等で物理的に無理な日は指定できません。詳しくは郵政のページから確認することができます。

配達希望日をぎりぎりで指定する際は、確認をしてから記入するようにしましょう。

*受付日・配達予定日は記入不要です。

「配達希望時間帯」を書く

受取人の在宅時間が分かっていれば、希望の時間帯を指定することができます。ただし、配達希望時間帯を指定すると「希望しない」よりお届けが遅くなることがあります。

【注意点】
例えば午前中を指定した場合、指定された時間帯に配達を行いますので、午後に配達局に荷物が着いても、翌日の午前中しか持ちだしはしません。

 

「品名(内容品)」を書く

内容品の記載について正確に記入する必要があります。

内容品によって普通に受け付けてもらえるものと引き受けできないものと陸上輸送でしか引き受けできないものが有る事を理解しておきましょう。

  • ゆうパックで送ることができないもの
    • 発火物・強酸性物質を含むものは送れません
  • 飛行機で送れないもの(陸送なら可能)
    • 高圧ガス(消火器)・リチュウム電池を含むもの(パソコン・デジカメ等リチュウム電池の入った物)・酸化物質(漂白剤等)腐食物質・引火性液体・航空機の運航に支障をきたすもの・品名の具体的でないもの(おもちゃ等は✖)

*1枚目の伝票(ラベル)の裏面に例の記載があります。

航空輸送地域宛てのゆうパックでも品名の記載が具体的でないと判断されると、陸送にされてしまい思った以上の日数がかかてしまいます。

「取り扱い指定」を書く

内容品によって、次のように取り扱いを指定することができます。

こわれものこわれやすいものが入っている事を表します。

●注意点
差し出す際にクッション材等でこわれないように対策してあるものしか差し出せません。

なまもの野菜・果物などの傷みやすいものがある場合に指定

●注意点
輸送中は常温以上になると思われますので、傷みやすいものはチルドゆうパックとすることをお勧めします。チルドゆうパックは郵便局窓口のみの引き受けです。

ビン類ビンだけでなくガラス類の物が有れば指定します。
逆さま厳禁輸送中、上下ひっくり返したり、倒したりしない様、指定することができます。
鉢植えの植物や内容品を並べてある状態のまま届けて欲しい時に指定します。
下積み厳禁輸送の際は輸送スペースが狭いため荷物同士を重ね積みします。
物が上に乗った場合に内容品が破損する危険性がある場合指定します。

内容品がどれに該当するか分からない場合は、郵便局の窓口でゆうパックを送る際に確認しましょう。

「個数/個口」を書く

郵送するゆうパックが複数口の場合に記入します。1つの場合は、未記入で大丈夫です。

  • 個目…郵送するゆうパックが何個目かを記入します。
  • 個口…郵送するゆうパックの個数を記入します。
  • ゆうパックが3個の場合の記入例:
    • 1個目 → 1個目/3個口
    • 2個目 → 2個目/3個口
    • 3個目 → 3個目/3個口

複数口の場合は、荷物の数分の伝票を書く必要があります。

複数口で送ると送料が1個あたり60円割引になります。伝票ラベルの控えは保管して割引に利用しましょう。

*同一あて先割引用お問い合わせ番号欄は記入する必要はありません。前回1年以内に差し出されたラベル番号を割引する際に郵便局が記入する欄ですので、前回発送した割引対象ラベルを提示すれば60円の割引対象かを確認後に担当者が記入します。

その他の欄の記入について

伝票ラベルのその他の部分は、引き受け側で記載するので記入する必要はありません。

お問い合わせ番号

ラベルに記載のある12桁のお問い合わせ番号は、控えておくことをおすすめします。

『郵便追跡サービス』からお問い合わせ番号を照合すると、ゆうパックが現在どういう配送状況になっているのか調べることができます。

送り先へ番号を伝えると相手も配送状況を確認できるため親切です。郵便局に問い合わせる際にもこの番号を伝えると調査がスムーズです。

伝票が書けたら発送

ゆうパックの伝票ラベルの書き方については以上です。あとは荷物にラベルを貼って、郵便局でゆうパックの発送を依頼しましょう。

通常の荷物であれば、今回の記事を参考にしていただければ項目の記入もそれほど困らないと思います。

大切な荷物を正確に届けてもらうために参考にしていただけたら幸いです。

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