ゆうパックは、ダンボール箱以外に紙袋やビニール袋で包装して送ることもできます。袋を使った方が、荷物によってはメリットがある場合があります。
この記事では、袋でゆうパックを送る方法を梱包から伝票の書き方、注意点まで詳しく紹介いたします。
この記事の内容
袋で送ることに適したもの
紙袋やビニール袋でゆうパックを出す場合は、主に次のような荷物が適しています。
- 衣類等の柔らかな物
- こわれる心配のない物、形状を維持する必要がない物。
- 本・雑誌類
- 液状のもの(*ビニール袋の場合)
ゆうパックを袋で送るメリットは、ダンボール箱よりも荷物サイズに合わせて形状をコンパクトにできるため、送料を安く抑えれる点です。
ただし、郵送中に割れたり・壊れる恐れのあるものは、袋は適しません。具体的には、鋭利な金属類を入れる場合はクッション材を厳重にしても角が敗れることがあり、袋は向きません。
そういった荷物を送る場合は、ダンボールで梱包することをおすすめします。
袋を用意する
輸送に耐える丈夫な袋を使います。紙袋やビニール袋はホームセンターで販売されている所が多いです。
運送途中で袋が破れることのないよう、十分厚みのある袋を選ぶようにして下さい。送る荷物の大きさを考えて購入しましょう。
郵便局で購入もできる
郵便局でも、ゆうパック専用の紙袋が販売されています。ゆうパック専用の紙袋は、破れにくい設計のため、自分で袋を用意することが手間な方におすすめです。
ゆうパック専用の紙袋は、紙袋タイプと封筒タイプの2種類があります。大きさ、価格はそれぞれ次のとおりです。
(2019/10/1料金改正)
ゆうパック専用紙袋 | 小さいサイズ | 8㎝×26㎝×45㎝ | 100円 |
大きいサイズ | 16㎝×32㎝×44㎝ | 230円 | |
クッション封筒 | 小さいサイズ | 27.5㎝×21㎝ | 81円 |
大きいサイズ | 36㎝×28㎝ | 100円 |
サイズと運送料
ゆうパックは25キロ以下の物は、縦・横・高さの合計㎝で運送料が決まります。
そのため、袋で送る場合は、できるだけコンパクトに包装すると運送料がお得です。サイズ制の料金表を見ると、1サイズ大きくなると最低でも220円送料が違うので、包装方法をいろいろ工夫して見ましょう。
運送料は宛先地によっても異なるため、詳しく知りたい方は日本郵便のページを参考にして下さい。
ゆうパックで送れる大きさの制限は、縦・横・長さの合計が1.7m以下です。また、重さが25キロ以上は重量ゆうパックとなり基本料金+510円又は520円掛かってしまうのでご注意下さい。
袋のサイズの測り方
袋は、縦・横・高さのサイズは、それぞれの方向で一番長い部分を測ります。
一部分だけ円のような形にすると、送料が若干損になるので、できるだけ四角の形にすると良いです。
袋の包装の仕方
荷物を紙袋やビニール袋で梱包するには、次の手順で行います。
- 内容品を隙間を作らないように入れて、全体に空間を作らないようにします。
- 小物はばらけない様前もってビニールなどにまとめて置きましょう。
- 送るものを入れ終えたら、袋の口をビニールテープで仮止めし、更に幅のあるガムテープ等でしっかり口を留めます。
- ビニール袋の厚みが心配な場合は、2重や3重にしておくことをおすすめします。
- 紙の袋は水濡れに弱いため、透明テープを包装後十字掛けした方が安心です。
- 内容品も野菜や果物等汁が出るものは紙袋を濡らさない様ビニール袋に入れ二重に包装が必要です。
- ゆうパックの伝票ラベルを袋の上部に貼ります。
包装紙で梱包しても良い
荷物を直接包装紙で巻いてしまう方法でも構いません。
包装紙で梱包する際の注意点としては、包んだ紙の端全体をしっかり粘着させないと隙間から破れやすい事です。紐を十字結びで上からかけて補強して送りましょう。
包装時の注意点
袋を使う時の注意点で気を付けなければならない事は、梱包の丁寧さです。
紙袋はダンボール箱に比べ、シワや梱包のやり方が非常に目立ってしまいます。片手間に送ったような印象を与えないようシワや包装の柄に注意しましょう。
包装に自信がなかったり、荷物を相手によく見せたい場合は、専用の袋を使われた方が良いでしょう。
伝票の書き方
郵便局・コンビニ・ゆうパック引き受け所に備え付けてある伝票に送り先・差出人の住所氏名内容品など必要事項を記載します。
袋で送る場合も通常のゆうパックの書き方で問題ありません。記入方法の分からない方は下記を開いていただけると分かり易く説明しています。
ゆうパックの送り方
差出の仕方は、郵便局・コンビニ・ゆうパック引受所へ持って行って出す方法と集荷を依頼する方法があります。
以上が、紙袋やビニール袋を使った場合のゆうパックの送り方です。袋で荷物を送る際の参考にして下さい。
コメント