VLOOKUP関数で取得したい値の表が別のシートにあるExcelはよく見かけますよね。特に行数が多いファイルではシートを分けることが多いと思います。
この記事では、Excelやスプレッドシートで使えるVLOOKUP関数で別シートの範囲を参照する方法を解説します。
VLOOKUP関数の基本的な使い方から知りたい場合はこちらも参照してください。
事前準備:別シートの準備
以下のように、VLOOKUP関数を使用したい「検索」シートと、検索範囲である「商品表」シートが別になっていると想定します。
- 「検索」シート
- 「商品表」シート
VLOOKUP関数で別シートの範囲を参照する
VLOOKUP関数で別のシートの範囲を参照するには、選択範囲のセルの前に「シート名」と半角のエクスクラメーションマーク(!)を付けます。シート名の両端には「‘」を付けます。
- 書式
=VLOOKUP(検索値, シート名!検索範囲, 列番号, 検索の型)
- 使用例
=VLOOKUP(B1, '商品表'!A2:E10,2,FALSE)
以下の例では、B1セルに入力された商品コード「A007」に対応する商品分類を別シートである「商品表」シートから検索しています。
検索する範囲を指定する際にマウスで別シートの見出しをクリックして対象範囲をドラッグすると、選択範囲のセルと一緒にシート名も自動で認識されます。
以上、VLOOKUP関数で別シートの範囲を参照する方法でした。
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