GitHub – git cloneでリポジトリをローカルに複製する使い方

「git clone」は既存のgitリポジトリを複製する時に使用するコマンドです。

リモートリポジトリ・ローカルリポジトリに関わらず、対象のリポジトリをローカルのディレクトリにコピーすることができます。

今回は、GitHub上のリモートリポジトリとローカルのリポジトリを複製する方法について解説します。

git cloneでリポジトリを複製する基本的な使い方

git cloneコマンドの基本的な使い方は以下の通りです。

git clone  

複製先のローカルディレクトリを省略した場合は現在のディレクトリに複製されます。

git cloneの後ろに指定するリポジトリ名は、リモートリポジトリの場合はGitHub上で表示されているURLを使用し、ローカルリポジトリの場合は対象のディレクトリパスを使用します。

リモートリポジトリの複製方法

GitHubのリモートリポジトリの複製は、git cloneコマンドを使ってリポジトリをローカルへダウンロードします。

git clone  

詳しい方法は次の記事で紹介しているので参考にしてください。

• 『GitHub – git cloneコマンドでファイルをダウンロードする方法』

ローカルリポジトリの複製方法

ローカルリポジトリの複製は、開発時にはバックアップ目的などで行います。

GitHub上のリモートリポジトリからローカルへ複製したリポジトリを複製するには次の手順で行います。

ローカルリポジトリが存在していることを前提として解説します。今回は「hgh_test」のリポジトリを「hgh_test1」というディレクトリに複製します。

1. 作成済みのローカルリポジトリのディレクトリへ移動し、リポジトリが作成されていることを確認します。

   $ cd 
   
   $ git status

   次のようにブランチ名が表示されれば、リポジトリが作成されていることを確認できます。

2. git cloneコマンドを実行します。
   

   $ git clone  

3. 「done.」というメッセージが出ているので複製は問題なく終了しています。
   
4. 複製先のディレクトリに移動し、内容を確認してみます。

   $ cd 
   
   $ ls -a

   .gitディレクトリとファイルが複製されています。リポジトリも確認してみます。

   $ git status

   masterブランチの状態が反映されていることが確認できました。

Git clone でリポジトリをローカルに複製する使い方は以上です。