Vim – 文字を削除する基本操作【単語・一行・改行の削除】

midSun31midSun31
IT・デジタル

Vimエディタにはノーマルモードで実行できる多くの種類の文字の削除用コマンドがあります。編集モードでBackSpaceキーを連打するよりも効率的に削除できます。

この記事では、Vimエディタで文字を削除する基本操作について解説します。Vimエディタのバージョンは8.1を利用しています。

一文字削除する

指定の1文字を削除するには、ノーマルモードの状態で「x」キーを使います。

  • 「x」コマンド
    カーソルの位置の1文字を削除します。
  • 「X」(shift+x)コマンド
    カーソルの位置の左の1文字を削除します。

単語で削除する

削除したい単語にカーソルを移動して、ノーマルモードの状態で「dw」コマンドを入力すると単語単位で削除することができます。

  • 「dw」コマンド
    カーソルの位置の単語を1つ削除します。

一行を削除する

削除したい行にカーソルを移動して、ノーマルモードの状態で「dd」コマンドを入力すると行単位で削除することができます。

  • 「dd」コマンド
    カーソルの位置の1行を削除します。

改行を削除する

改行を削除したい場合は、「削除」ではなく「2行を連結する」形で改行の削除が実現できます。

ノーマルモードの状態で次のコマンドを入力します。

  • 「J」(Shift + j)コマンド
    現在の行と下の1行が連結されます。間にスペースが1つ入ります。
  • gJ」(g → Shift + j)コマンド
    間にスペースを入れたくない場合は上記のコマンドを使用します。

ちなみに2行目にインデント(スペース4つなど)がある場合は合わせて結合されてしまうので注意が必要です。

以上、Vimエディタで文字を削除する基本操作でした。

IT・デジタル
Howpon[ハウポン]

コメント