Vim – ステータスラインに文字コードを表示する方法

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現在開いているファイルの情報を確認したいとき、いちいちコマンドを打つのは面倒です。特に文字コードなどの重要な情報は、一度そのまま表示させておくと便利です。

この記事では、Vimエディタのステータスラインにファイルの文字コードの情報を表示する方法についてご紹介します。

開いているファイルの文字コードをステータスラインに表示する

1.ステータスラインを表示する

まずVim上にステータスラインを表示します。laststatusに「2」を設定することでステータスラインを常に表示する設定にできます。

Vimエディタをノーマルモードの状態にして、次のコマンドを入力してEnterキーを押します。

:set laststatus=2

ステータスラインが表示されるようになりました。デフォルトではファイル名が表示されています。

2.文字コードをステータスラインに表示する

続いてステータスラインに文字コードを表示する設定を行います。

現在開いているファイルの文字コードをステータスラインに表示するには、ノーマルモードで以下のコマンドを実行します。

:set statusline=%{(&fenc!=''?&fenc:&enc)}
  • fenc: ファイルの文字コードです。
  • enc: vimの文字コードです
  • (&fenc!=”?&fenc:&enc): ファイルの文字コードが設定されている場合はファイルの文字コードをそれ以外ならVimの文字コードを返す式です。
  • %{ }: statuslineのフォーマットに合わせて表示するためのコードです。

ステータスライン上で文字コードが確認できるようになりました。

常に文字コードをステータスラインに表示する

常に文字コードをステータスラインに表示したい場合は、設定ファイルである「vimrc」を編集します。

「vimrc」に以下のコマンドを追記して保存します。

set laststatus=2
set statusline=%{(&fenc!=''?&fenc:&enc)}

上記の設定で、ファイルを開くと常に文字コードがステータスラインに表示されている状態にすることができます。

以上、Vimエディタでステータスラインに文字コードを表示する方法でした。

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