COUNTIF関数で「条件が特定の文字だったら」と設定してカウントすることが多いです。
しかし、「条件が特定の文字以外だったら」と逆の否定条件でカウントしたいケースもあると思います。
今回は、COUNTIF関数で不等号を使用して特定の文字”以外”をカウントする方法を紹介していきます。例ではスプレッドシートを利用していますがExcelでも同様の方法になります。
この記事の内容
不等号で特定の文字以外をカウントする方法
COUNTIF関数は、「=COUNTIF(検索範囲,”検索文字”)」のように文字列を条件に指定してセルをカウントできます。
しかし逆に検索文字以外をカウントしたいケースがあると思います。
COUNTIF関数で検索文字以外をカウントする場合は、検索条件に不等号”“を使うことで実現できます。数式は次のとおりです。
=COUNTIF(検索範囲,"検索文字")
上記の数式のように、”“を文字の手前に付けることで特定の文字以外をカウントできます。
使用例
下のスプレッドシートを例に、サイズ欄が「S」以外であるセルをCOUNTIF関数でカウントします。
サイズ欄が「S」以外であるセルをカウントする数式は次のようになります。
=COUNTIF(E5:E13,"S")
- 検索範囲:サイズ欄はE5~E13セルなので「E5:E13」を設定します。
- 検索条件:否定条件「S以外」は不等号を用いて「”S”」と表します。
上記の数式を入力すると、サイズ欄が「S」以外(MとL)をカウントした結果である「5」を取得することができます。
以上、COUNTIFで不等号を使用して特定の文字「以外」をカウントする方法のご紹介でした。
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