GitHub Pages – 独自ドメインを設定してHTTPS(SSL)にする方法

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IT・デジタル

GitHub PagesはGitHubのリポジトリから直接静的なWebページを作成できる点が便利な反面、デフォルトではURLが固定になってしまいます。

この記事では、GitHub PagesのURLを独自ドメインに設定する方法を解説します。

独自ドメインの設定方法

GitHub PagesのデフォルトURLは、「https://<GitHubのユーザー名>.github.io/」です。これを自分で取得した独自ドメインに変更します。

GitHub Pagesに独自ドメインを設定するには以下のように操作します。

  1. GitHub Pagesのリポジトリで「Settings」をクリックして設定ページを開きます。
  2. 「GitHub Pages」の項目が見えるまで設定ページをスクロールします。
  3. 「Custom domain」に独自ドメインを入力し「Save」をクリックします。

独自ドメインの設定が完了しました。独自ドメインの設定が完了するとリポジトリに「CNAME」ファイルが自動で生成されます。

DNSレコードを設定する

続いて、独自ドメイン管理サービスのコントロールパネルから、設定した独自ドメインにDNSレコードを設定します。

DNSレコードは、CNAMEレコード、Aレコードのどちらかで設定します。

Aレコードで設定する場合、IPアドレスでのルーティングになるので、Github側でIPアドレスの変更があった場合に、設定を変更する必要があります。

CNAMEレコード、Aレコードの設定は、それぞれ次の設定を追加します。

  • CNAMEレコードで設定する場合
    HOSTTYPETTLVALUE
    example.com(独自ドメイン)CNAME3600ユーザー名.github.io
  • Aレコードの場合
    HOSTTYPETTLVALUE
    example.com(独自ドメイン)A3600185.199.108.153
    example.com(独自ドメイン)A3600185.199.109.153
    example.com(独自ドメイン)A3600185.199.110.153
    example.com(独自ドメイン)A3600185.199.111.153

ドメインのDNSレコードの設定方法は、各ドメイン管理サービスで異なるためマニュアルを参考にして下さい。

DNSレコードの反映には最大72時間かかると言われています。実際そこまで待たされたことはありませんが、少なくとも2~3時間反映を待ちましょう。

反映されない場合は、DNSキャッシュを削除するかPCを再起動してみましょう。

HTTPS(SSL)化する方法

GitHub PagesをHTTPS化するには以下の手順で操作します。

  1. 「独自ドメインの設定」が完了したら、再度設定ページを開きます。(GitHub Pagesのリポジトリページで「Settings」をクリック)
  2. GitHub Pages項目の「Custom domain」欄の下にある「Enforce HTTPS」のチェックボックスをONにします。

以上でHTTPSの設定は完了です。試しに設定した独自ドメインのアドレスにアクセスしてhttpsになっていることを確認しましょう。

GitHub Pagesで独自ドメインを設定してHTTPS(SSL)にする方法でした。

参考ページ

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