開発をしていると、「マニュアルを読んだけどライブラリの使い方がいまいち分からない…」「他の人はどう書いているのだろう…?」と知りたくなることがありますよね。GitHubでは他のユーザーやリポジトリの検索方法が充実しているところが有難いです。
今回は、GitHubでファイル名/拡張子・リポジトリ名・ユーザー名で目的のコードを検索する方法をご紹介します。
この記事の内容
GitHubの検索の基本
GitHubでは左上の検索フォームからリポジトリやファイル、ユーザーを検索することができます。
通常の検索に加えて、GitHubで用意されている修飾子を使う事で、高度な検索をすることができます。
この記事では、比較的よく利用されるファイル名やリポジトリ名、ユーザー名の修飾子について解説していきます。
ファイル名・拡張子で検索
ファイル名で検索する場合は、次の形式で検索することができます。
filename:
ファイル名を検索したい場合に使用します。
- 例:「app.php」というファイルを検索する場合は以下のように入力します。セルに入力すると表示される候補をクリックすると検索が開始されます。
※結果ページでリポジトリの項目が表示される場合はサイドメニューから「Code」を選択してください。
ファイル名とディレクトリで検索する
filename: path:
よくあるファイル名だと絞り込めないことも多いので、格納されているディレクトリとの組み合わせも効果的です。
- 例:「config」ディレクトリにある「app.php」というファイル名を検索する場合は次のように検索します。
ファイルの拡張子で検索する
拡張子全体で検索したい場合は「extension」を使用します。
extension:
拡張子の指定は単一の条件では検索結果が表示されないので他の条件との組み合わせが必要です。
- 例:「function」を含み拡張子が「.js」であるファイルを検索しています。
リポジトリ名で検索
続いてリポジトリ名で検索する方法です。リポジトリが完全にわかっている時には「repo:」を付けて検索するのが最も早いです。
repo:/
- 「laravel/framework」のリポジトリを探すには次のように検索します。
ファイルの内容から検索する
ユーザー名やリポジトリの一部の内容だけわかっている場合には「in:file」を使用します。
in:file
- 例:「test」を含むリポジトリを探す場合は、次のように検索します。
ユーザー名で検索
ユーザ―名を指定してユーザーを検索するには、次のように「user:」修飾子を使って検索します。
user:
検索値とユーザー名が一致するパターンを検索します。
- 例:ユーザー名が「test」と一致するユーザーを検索する場合は次のように検索します。
部分一致で検索する
検索値がユーザー名の中に含まれるパターンを検索するには、「in:login」を使います。
in:login
- 例:ユーザー名に「test」が含まれるユーザーは次のように検索します。
フルネームの部分一致で検索すする
in:name
検索値がユーザーのフルネーム(本名)の中に含まれるパターンを検索します。
- 例:フルネームに「test」が含まれるユーザーを検索するには次のようにします。
以上、GitHubでファイル/拡張子・リポジトリ・ユーザー名で検索する方法でした。
参考ページ
そのほかの修飾子を使った検索パターンについては、GitHubのヘルプページで解説されています。他の検索方法を知りたい方は合わせて参考にして下さい。
コメント