GitHubのリポジトリ上へ間違えてPushしてしまったファイルを消したいケースがあると思います。
この記事では、GitHubにPushした不要なファイルを削除する方法を解説します。
不要なファイルをAdd/Commit/Pushで削除する方法
今回は例として、リポジトリ内の「test.php」ファイルを削除します。ローカルリポジトリとリモートリポジトリの間に差分はありません。
GitHubのファイルを削除するにはrmコマンドを利用する方法もありますが、この記事ではローカルリポジトリで削除してからaddコマンドを使用する方法で削除します。
- ローカルディレクトリで不要なファイルを削除します。
$ cd リポジトリのディレクトリ
$ rm 不要なファイル【実行例】
- git addコマンドを実行して、ファイルの情報を削除したことをローカルリポジトリ側で認識させます。
$ git add .
- 「.」を付けることで全てのファイル、ディレクトリの変更を認識させます。
- git commitコマンドを実行して、ローカルの変更をコミットします。
$ git commit -m "削除理由"
- 「-m」を含めると、削除理由などをコメントとして入れておくとわかりやすいです。
【実行例】
- git pushコマンドを実行して、不要ファイルが削除されたローカルリポジトリを、GitHubのリモートリポジトリと同期します。
$ git push origin
- gitアカウントのユーザー名・パスワードを聞かれる場合は入力してください。
【実行例】
- 不要なファイルの削除が完了しました。GitHubのブラウザでリポジトリを確認すると、test.phpファイルが表示されなくなっていることが確認できます。
以上、GitHubのリポジトリPushしてしまった不要なファイルをAdd/Commit/Pushにより削除する方法でした。
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