Windows10 – PIN(暗証番号)の設定をしてサインインする方法・変更手順

Windows10では、PIN（もしくは生体認証）によるWindowsへのサインインが推奨されています。Windows10の初期セットアップ時でも、「パスワードは時代遅れです」と出てPINの設定を促すようになりました。

今回は、PINを設定していない方向けにWindows10でPIN（暗証番号）を設定する方法について詳しく解説します。変更手順も合わせて紹介するので参考にしてみて下さい。

この記事の内容

事前準備

Windows10のPIN設定は、Microsoftアカウントでサインインしている状態であれば設定できます。

ローカルアカウントでサインインしている場合は、サインイン用のパスワードを設定していないとPINを設定することができませんのでご注意下さい。

WindowsのMicrosoftアカウント、ローカルアカウントについて分からない方は、以下の記事も合わせて参考にして下さい。

ローカルアカウントでサインインしている場合は、PINを設定する前にMicrosoftアカウントに切り替えてから設定することをおすすめします。

「スタート」を右クリックして「設定」を開きます。
Windowsの設定画面が開くので「アカウント」をクリックします。
左メニューの「サインインオプション」をクリックします。
暗証番号（PIN）の項目の「追加」をクリックします。
パスワードの再入力画面が表示されるので、[サインイン中のWindowsアカウントのパスワード]を入力して「サインイン」をクリックします。
PINのセットアップ画面が表示されます。「新しいPIN」と「PINの確認」に設定したいPINコードを入力して「OK」をクリックします。
- PINコードは４文字以上で数字を設定します。英字や記号を使いたい場合は、「英字と記号を含める」にチェックを入れて下さい。
PINが設定されます。PINの項目に「変更」が表示されれば設定できています。

以上で、Windows10のPINの設定は完了です。PINは、Windowsのサインインに使ったり、生体認証でサインインできない時に使えます。

Windowsをサインアウトするか再起動するとPINのサインインに切り替わります。

設定したPINコードを変更したい場合は、次の手順で操作して下さい。操作手順は、PINの設定手順の[３]まで同じです。

「スタート」を右クリックして「設定」を開きます。
Windowsの設定画面が開くので「アカウント」をクリックします。
左メニューの「サインインオプション」をクリックします。
暗証番号（PIN）の項目の「変更」をクリックします。
[現在のPINコード]と[変更したいPINコード]を入力して「OK」をクリックします。各項目に入力する値は次のとおりです。
- 暗証番号（PIN）・・・今まで使っていたPINコードを入力
- 新しいPIN・・・設定したいPINコードを入力
- PINの確認・・・設定したいPINコードをもう一度入力
PINコードの変更は完了です。