Windows10にVimをダウンロードしてインストールする方法【コマンド起動まで】

midSun31midSun31
IT・デジタル

Vimはコマンド操作が基本の有名なテキストエディタです。デフォルトでインストールされているmacやLinuxとは異なり、WindowsでVimを利用するにはまずダウンロードとインストールから行う必要があります。

この記事では、WindowsにVimをインストールしてコマンドで起動するまでの方法をご紹介します。

OSのバージョンはWindows10、Vimのバージョンは最新の8.1で解説していきます。

Windows10にVimをインストールする

Windows10にVimをインストールするには、次の手順で行います。

  1. Vimの公式サイトのダウンロードページにアクセスします。
    • 「self-installing executable」をクリックしてインストーラをダウンロードします。
  2. エクスプローラで「ダウンロード」フォルダを開き、「gvm81.exe」を右クリックし「開く」を選択します。
  3. インストールの開始を確認するメッセージが表示されるので「はい」をクリックします。
  4. ライセンスの同意画面が開きます。「I Agree」を選択します。
  5. インストールオプションが表示されます。デスクトップやメニューの表示内容に問題がなければ「Next」を選択します。
  6. キーやマウス操作の設定画面になります。同様に「Next」を選択します。
  7. インストールされるフォルダが表示されます。変更がない場合はそのまま「Install」を選択します。
    • インストール先を変更したい場合は、Destination Folderの「Browse」をクリックしてフォルダを指定して下さい。
  8. インストールが開始します。次のように完了画面が表示されたら「Close」を選択します。
  9. 「README」ファイルを閲覧するかどうか確認するメッセージが表示されます。「はい」を選択すると「README」ファイルが開きます。
    • すぐに読む必要がない場合は「いいえ」を選択して終了します。

以上でVimのインストールは完了です。ただし、この段階で「vim」コマンドを実行してもまだ起動できません。

環境変数にVimのパスを設定する

vimコマンドを実行するには、Windowsの環境変数にVimを設定する必要があります。次の手順で設定します。

  1. Contanaで「環境変数」と入力して、コントロールパネルの「環境変数を編集」を選択します。
  2. 環境変数設定画面が開きます。「Path」を選択して「編集」を押下します。
  3. 「Path」の設定画面が開くので「新規」を押下します。
  4. Vimのインストール先フォルダのパスを入力します。
    • Vimのインストール先フォルダはエクスプローラで確認できます。ファイルパス「C:\Program Files (x86)\Vim\vim81」を確認します。
      • アドレスバーをクリックしてコピーできます。
  5. 追加できたら「OK」を押下して終了します。
  6. 環境変数の設定画面も同様に「OK」を押下して終了します。

以上で、Windowsの環境変数にVimのパスを設定することができました。環境変数が設定できればコマンドラインからVimを起動することができます。

Vimの起動方法

インストールが完了したVimを起動するには、Windows PowerShell/コマンドプロンプトやContanaから開くことができます。

今回は、Windows PowerShell/コマンドプロンプト上でVimを起動する方法を紹介します。

  1. 「Windowsマーク」を右クリックして「Windows PowerShell(管理者)」をクリックします。
    • もしくは、コマンドプロンプトを起動して下さい。

  2. 「vim」コマンドを入力してEnterキーを押します。
    vim
  3. Vimエディタを起動することができました。

以上、Windows10にVimをインストールする手順でした。

IT・デジタル
Howpon[ハウポン]

コメント