ハーバリウムというと、オイル瓶にお花が浮かんでいるイメージを持たれる方が多いかと思います。
でもそこにドライフルーツを取り入れると、瑞々しいフレッシュ感が素敵な、人とはちょっと違ったハーバリウムが出来上がります。
とはいえ、食用のドライフルーツは、糖分を多く含んでいるため適していません。
そこで今回は、果物から作るドライフルーツハーバリウムの作り方を紹介します。
この記事を機に、自作したお好みのドライフルーツのハーバリウムを作ってみましょう。
この記事の内容
ハーバリウムに使えるドライフルーツの作り方
果物をカットする
キウイやオレンジなど、用意したフルーツを輪切りにします。
3~5㎜程の薄さにスライスしましょう。
オーブンで乾燥させる
オーブンの天板にオーブンシートを敷き、①で用意したフルーツを乗せます。
この工程は焼くわけではなく、乾かすのが目的なので余熱をしなくても良いです。
オーブンの温度は一番低い温度に設定します。
途中で裏返し完全に水分を飛ばします。
風通しの良い場所でさらに数日、乾燥させる
オーブンだけではまだ水分が残っていて不十分です。干物づくりのネットを使用すると簡単に作業を行うことが出来ます。
②でできたものを重ならないように、丁寧に並べます。干物づくりネットにはフックがついているので、風通しの良い場所に吊るします。
日の当たる風通しの良い窓辺などに吊るすとカビも発生せず、虫も寄らずに乾燥させることができるでしょう。
時々様子を見ながら、ひっくり返して1週間経ったらネットから取り出します。
つや出しニスを塗る
新聞紙の上にオーブンシートを敷き、その上にドライフルーツを並べていきます。
(オーブンシートがない場合は、くしゃくしゃにしたアルミホイルを代用します。)
このとき使うニスはつやありニスを使います。表側にニスを塗り、乾いたらひっくり返して裏側もニスを塗ります。
これを2~3回繰り返します。毎回きちんと乾かしましょう。
花材とドライフラワーを組み合わせて瓶に入れる
瓶の口は小さいことが多いので、ピンセットを使用して注意しながら入れましょう。
他の花材とのバランスを見ながら、カスミ草や、紫陽花などの間にドライフルーツを入れていきましょう。
オイルを注ぐ
ゆっくりと瓶の内側をつたうように注ぐと、泡が入ってしまう事を防ぐ効果もあります。
またオイルで花材のバランスが崩れるのを防ぐ効果もあります。
おすすめの果実
スライスした断面で何のフルーツか一発で分かるものがオススメです。
また色がハッキリしているものも良いです。
例)オレンジ、キウイ、レモン、イチゴ
最近では、押し野菜などの面白いワードもよく耳や目にします。
ドライフルーツ同様に、野菜の水分を完全に抜くことで、ハーバリウムにも使用できるパーツになりますので是非試してみてください。
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