着物などの華やかな装いにぴったりなつまみ細工。
つまみ細工というと、高級な工芸品を思い浮かべますが、実はハンドメイドでも作ることができます。
材料は全て100均で揃うので、とてもリーズナブルに作ることができるんです。
今回は、七五三シーズンに向けてかんざしにも使えるつまみ細工の作り方を紹介します。
この記事の内容
必要な材料
材料
- ちりめん(柄物と無地の2種類)
- 黒いフェルト生地
- 球形の発泡スチロール
- ワイヤー(30cmほど)
- フローラルテープ
- Uピン または ヘアクリップ
道具
- 接着剤(ボンド・グルーガン)
- ハサミ
- 爪楊枝
材料はすべて100均で揃う
材料はすべて100均で揃えることができます。
発泡スチロールの球は4個セットで売っていることが多いです。
便利な貼れる布
裏面がシールのようになっている貼れる布を使うと、ボンドを使う過程が少なくなり、よりラクになると思います。
球体の発泡スチロールを半分にカットする
まずは、発泡スチロールでつまみ細工を貼る土台を作ります。
球体の発泡スチロールを半球になるようにカットします。
発泡スチロールに生地をボンドで貼る
発泡スチロールに木工用ボンドを塗る
球面部分に木工用ボンドを塗ります。
布を貼る
半球より大きめに切った布を球面に貼り付けます。
断面部分の端まで貼れるくらいが目安です。余った布はハサミでカットしましょう。
真ん中から貼り付け、余った部分を四か所摘まんでからカットすると綺麗に仕上がります。
下に貼るフェルトを作る
黒いフェルト生地を断面部分の直径に合わせて丸くカットします。
これが後に、かんざしのUピンを貼り付ける際に使われます。
小さく切ったちりめん生地を折りたたんで形を作る
ちりめん生地をカットする
ちりめん生地を縦4センチ、横4センチほどにカットします。
これを無地24枚、柄物8枚ほど、作っておきます。
ちりめん生地を折りたたむ
生地を折りたたみ、花びらの形に仕上げます。
接着剤をあらかじめプラスチックのフィルムの上などに出して、爪楊枝ですくうように使うと便利ですよ。
- 三角形に折ります。
- 端をそれぞれ外側に広げるように折り、小さい三角形にします。
- 開かないように角に接着剤をつけます。
- クリップなどで挟んで接着剤が乾くのを待ちます。
全ての生地をこのように折りたたんでいきます。
ボンドで発泡スチロールに貼り付けていく
1段目の花の形を作る
無地8枚で半球の頂点に花の形になるように飾り付けていきます。花びらの先端に接着剤を付け、2つずつ対角になるように貼り付けていきましょう。
2段目の花びらを貼り付ける
1段目の花びらと花びらの隙間を埋めるように、柄物8枚使って2段目の花びらを貼っていきます。
3段目の花びらを貼り付ける
3段目は、端を少しカットして、はみ出さないように貼り付けていきます。
ビーズで花の中心を作る
パールビーズなどで花の中心を飾ります。
接着剤がしっかり乾いたのを確かめたら、飾りの部分は完成です。
仕上げ
※ヘアクリップを使用する場合※
黒いフェルトを裏に貼り付けてから、クリップにグルーガンをつけ、本体と接着します。
※Uピンを使う場合※
黒いフェルトの中心に穴をあけ、Uピンを通します。
フェルトにグルーガンをつけ、土台に貼り付けます。
これで、つまみ細工のかんざしの完成です。
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