日本の伝統手芸の1つであるつまみ細工。
最近またじわじわと流行し、現代風にアレンジされた作品も増えてきています。
浴衣や着物に似合うので、お子様のひな祭りや七五三に合わせて作っている方も見かけます。
浴衣や着物を着るのは、特別な日であることが多いですが、そんな特別なシーンに手作りのアクセサリーを添えられたら嬉しいですよね。
今回は、定番のちりめんを使ったつまみ細工ピアスの作り方を紹介します。
必要な材料
- ちりめん生地
- パールビーズ
- 金具(ピアスパーツ)
- 厚紙
- ボンド
- 接着剤
- ピンセット
3cm×3cmの正方形が12枚。
100均のダイソーにシールタイプのちりめん生地もあります。
方眼もついているので、初心者の方にはオススメです。
お好みの大きさで結構です。
小さいものを使用する場合は、2~3個使用すると可愛いですよ。
今回は平皿タイプのパーツを使用します。
お好みのもので結構ですが、フックの場合は、丸カンでつないで下さい。
裁断する
- お花パーツ
- 土台
3cm×3cmの大きさで12枚カットしておきます。
厚紙を直径2cmの円で2枚カットします。
ちりめん生地は3cm×3cmで2枚カットし、角を丸く切っておきます。
花びらを作る
コツ
生地を折り合わせる時は、角と角をしっかりと合わせましょう。仕上がりに差が出ます。
正方形にカットした生地の裏面にボンドをつけ、三角形になるよう半分に折ります。ボンドは爪楊枝などですくってつけると、端まで綺麗に伸ばせますよ。
三角形の中心当たりをピンセットでつまみ、また半分に折ります。
もう一度三角形の中心当たりをピンセットでつまみ、1枚ずつ外側から半分に折ります。
折り合わせた方の角それぞれにボンドをつけ、開かないようしっかりとくっつけます。
この時ちりめんの端にもボンドを薄く塗っておくと、ほつれ防止になりますよ。
同じものをあと5枚作ります。
土台を作る
丸く切った厚紙に土台用のちりめん生地を張り付けます。
厚紙からはみ出た部分に適当な間隔で切り込みを入れます。
生地をボンドで張り付けます。
生地を軽く引っ張りながら張り付けていくと、きれいに仕上がりますよ。
お花を組み立てる
- 土台の厚紙が出ている方を上にして置き、厚紙部分にボンドを塗ります。
- 花びらの先端の両側にも少しボンドをつけ、1つずつ厚紙にのせてお花の形にしていきます。
- 対角の花びらを意識して組み立てていきましょう。お花ができたら、ピンセットでバランスを整えていきます。
※3~5を繰り返し、お花をもう一つ作ります。
金具を取り付ける
金具に接着剤を塗り、お花の裏側にくっつけます。お花の向きを左右揃えて下さいね。
仕上げ
お花の真ん中にボンドをつけ、パールビーズをのせます。
ビーズの穴が見えないよう注意して下さいね。
花びらのカーブの部分にふちができるよう、ピンセットの先を当てて形を整えていきます。
最後に全体のバランスを整えて完成です。
コメント